26日に運行2周年を迎えたJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」の累計乗客数が31日、4万人を突破した。 31日の松山駅で午後1時28分発のオレンジ色の車体がホームに入ると、待ちわびた乗客はカメラやスマートフォンを構えて記念撮影。乗務員の案内で列車に乗り込むと、JR関係者に見送りを受け、八幡浜への旅へ出発した。満席の列車内ではくす玉を割り、節目を祝った。
 職場の同僚らと乗車した岡山県倉敷市の50代の女性は「個人で予約が取りにくいと聞いた。特に食事が楽しみ」と期待した。